case

実績紹介

企業研修リーダーシップキャリアデザイン女性活躍

 女性リーダー育成研修

グンゼ株式会社 様

グンゼ株式会社(メーカー/従業員約1,400名)

DE&Iを重要な人財戦略に据えるグンゼでは、女性活躍推進の専任事務局を設置し、女性リーダー層の形成・育成を強化。GLSL(グンゼ・リーダーシップ・スクール・レディス)はその中核として、女性従業員のキャリア自律とリーダーシップ発揮を後押しする継続プログラムです。今期はGLSL4期目の取り組みとなりました。

目的と狙い


  • 重要な人財戦略として女性リーダー層の自律的なキャリア形成・能力開発を推進する。
  • 女性従業員への期待を明確に伝え、強み・価値観の言語化により、自身の可能性を未来に開く行動につなげる。
  • 女性リーダー層同士のネットワークを形成し、組織内でリーダーシップを発揮できる状態をつくる。

研修内容


  • 4回の会合(6ヶ月間)で構成。第1会合:自律的キャリアプランニング/第2会合:アサーティブコミュニケーション/第3会合:問題解決・マネジメント基礎/第4会合:発表会+キャリア戦略策定。
  • Day2は「経験・価値観・キャリアビジョン」「多様なリーダーシップ」「アサーション(DESC話法)」「キャリア戦略シート作成」までを1日で実施。
  • Day3〜Day4は、問題解決のステップとツール、リーダーとしてのBegin/Doing、支援者としての聴くスキルを扱い、中間課題を経て発表会とSWOTによるキャリア戦略策定へつなぐ。

成果・今後の取り組み


  • キャリアの方向性が明確化し、受講後も“節目”を意識してライフキャリアを設計し続ける姿勢が形成された。
  • 自己理解が深まり、強みの再認識や思考の切り替えを通じて自己効力感が向上。挑戦に向けた心理的ハードルが下がった。(受講者の感想より)
  • 部門を越えた相互支援の関係性が生まれ、課題・発表をやり切る経験が“自信”として蓄積された。学びを職場(組織内)で活かす意欲が強くなった。(受講者の感想より)

人事戦略としての女性活躍推進、その中核施策がGLSL

グンゼ様はDE&Iを重要な人財戦略と位置づけ、女性活躍推進を本格化させています。2025年4月には人事総務部人財開発室に「女性活躍推進事務局」を設置し、事業部のキーマンとともに事業部別の課題把握、女性管理職候補者の把握、DE&Iの理解を深めるための座談会を実施。GLSLはこの流れの中で、女性従業員への期待を明確に伝え、自律的なキャリアイメージを醸成し、組織でのリーダーシップ発揮につなげる育成プログラムとして機能しています。このプログラムを担う重要な役割をマイキャリアに任せていただきました。

「キャリア自律×基礎スキル×実践課題」で、現場の行動に落とし込む

 今期(4期生)は、全4回の会合で「自律的キャリア形成」と「マネジメント基礎」を段階的に統合する設計としました。Day2では、経験の棚卸しや価値観の言語化から、自分らしいリーダーシップの考察、さらにアサーティブコミュニケーション(DESC話法)へ展開。Day3では問題解決と意思決定の進め方、リーダーとしてのBegin/Doing、人を育てる聴くスキルを学び、中間課題へ。Day4はグループ発表会と、SWOTを用いたキャリア戦略策定で総括しています。学びに終わらず行動への後押しとなる研修を心がけています。

「育成」から「登用」へ 目標と接続し、女性リーダー層を厚くする

GLSLは、受講者の内省で終わらせず、組織での実践に接続することを重視しています。受講者からは、研修を通してキャリア像の輪郭が明確になり、これからの節目を見据えて考え続けたい、といった声も多く上がり、研修の効果が明確に見て取れました。企業としては女性管理職比率の目標(2027年度14%以上、2030年度20%以上)を掲げており、育成施策を「計画→実行→登用」へつなげることを重視されています。今後もGLSLを継続する中で、事務局施策(採用・個別育成・バイアス解消等)と連動させながら、女性リーダー層の厚みと再現性を高めていきます。

ご担当者コメント

当社は多様な人財がやりがいを持って働くことができる組織風土に向けて中期経営計画にて2030年度までに女性管理職比率20%以上(2024年度末時点5.9%)を目指していますが、GLSLをスタートした当時2021年度末時点の女性管理職比率は4.2%と厚生労働省が2021年に公表した製造業(繊維工業)における課長相当職以上に占める女性の割合6.4%を大きく下回っていました。

近年は就業人口の減少や共働き世帯の増加などもあり、女性活躍は当社にとっても必要不可欠である一方、管理職になることへの意欲は年齢や性別だけでなく、個々によって差があるため、まずはこれから管理職候補者となる女性社員に対し、会社からの期待を伝え、女性自身が管理職のやりがいや意義を見出し、さらには上司が仕事人として女性部下を重要だと考え、それを女性部下へ伝えることが必要であると考えました。女性活躍推進の課題は「女性社員」、「会社(制度・体制)」、「管理職(職場・マネジメント)」それぞれにあると考え、GLSLは「女性社員」に対する早期の意識醸成や知識付与、スタンスづくりを目的にスタートしました。

今年は4期を迎え、これまでに計80名超の方に受講いただきました。受講後に管理職登用された方もおります。GLSLを受講された方からは「GLSLを受講したことで自分が管理職になる道もあると思えた」、「様々なリーダーシップの形があることを知り、自分でも目指せるリーダーがあると思った」、「会社から与えられた道筋をただ進むのではなく、自分の目指す姿を明確にして、そこへ向かうための道筋を自分の頭で考えられたことが良かった」などの声をいただき、多くの受講者が受講前後で表情や意識が変わったことを感じ、企画し継続してきてよかったと感じます。

また、千葉講師は当社の事業や社風をよくご理解くださり、当社にマッチした研修を提供いただいていることと、毎年受講者から高い評価を得ていることから、継続してお世話になっています。受講者ひとりひとりをよく観察され、きめ細かい対応とユーモアを交え、受講者が信頼して心開ける雰囲気作りを意識してくださることで、受講者自身が主体的・積極的に研修に参加しています。

CONTACT

お問い合わせ

企業研修、講演会・セミナー、個別相談のお問い合わせはこちらからお願いします。